保育料、どうやって決めたらいい?

ベビーシッターの直接契約の場合、保育料は面接時にお客様と話し合って決めていただくことになります。

でもある程度、目安となる金額を提示した方が話し合いやすくなります。

ではどうやって目安金額を決めればいいでしょうか。

個人のベビーシッターの場合、保育料の相場は1時間1000円程度が一般的です。

でも、もちろん条件によって異なるのは当然で、需要と供給のバランスで決まります。

以下のようなポイントで検討してみてください。

・ベビーシッターをする目的

ベビーシッターを名乗ってお子様の保育を行う以上、すべての方はプロとして責任をもって仕事をしていただく必要があります。

ただ、その仕事をする目的は人それぞれあってもいいと思います。

例えば・・・

生活費を稼ぎ生計を立てるため。

生活の基盤はあるが、金銭的な余裕を得るため。

保育の経験をつみたいから。

子どもが好きなので、常に子どもと触れ合っていたいから。

社会貢献として地域の子育てに参加したいから。

社会の一員として関わり続けたいから。

…などなど。

生活費を稼ぐためでしたら、高めの保育料を頂かないと生計は立てられないと思います。

一方、金銭というよりご自身の喜びや社会貢献のためでしたら、安めに設定された方が目的に合うかもしれません。

・訪問保育と家庭保育、どちらをメインとするか。

訪問保育とはお客様指定の場所での保育です。お客様のご自宅だったり、保育園等への送迎などを依頼されることも多くなります。

家庭保育とはベビーシッターが用意した場所でお子様の面倒を見る保育です。

訪問保育の場合、場合、保育時間中はそのお客様のお子様に完全にかかりきりになり、時間を拘束されます。

家庭保育の場合はご自身の日常への影響は比較的少なく、また同時に複数のご家庭のお子様を預かることもできます。

これらの特性を考えると、保育料は【 訪問保育 ≧ 家庭保育 】とされるのが妥当かと思います。

・資格の有無

当然ですが保育士資格や幼稚園教諭免許、看護師などの資格をお持ちですと、お客様にとっての安心材料になり、付加価値があります。

付加価値があるということは、若干高めの金額を希望されてもいいと思います。

・経験の有無

お客様にとって、ベビーシッターの保育経験が多いことは安心材料になります。まだ保育経験が少ない場合、低めの金額にすることでご依頼を受けやすくなり、経験を積むことにつながります。

・特技の有無

外国語が話せたり、音楽を教えられたり、離乳食を作るのが得意など、特技があれば付加価値があります。オプション料金として提示することも可能です。

・割増料金

基本保育料のほかに、条件によって割増料金を提示される方もいます。

例えば夜間・早朝料金○○円増し、兄弟1人追加ごとに○○%増、休日○○%増、1回3時間以内の場合、1時間当たり○○円増しなど。

・キャンセル料

予約に対するキャンセル料を設定することも可能です。

・交通費

交通費は実費をお客様から支給してもらうことをおすすめしますが、その限りではありません。

・金銭以外の方法での報酬

お客様から頂く報酬は、必ずしも金銭でないといけない、ということではありません。

特に生計を立てるというより、ご自身の喜びや社会貢献に重きを置かれている場合は、金銭以外の報酬を考えてみるのも面白いかもしれません。

ただし何の報酬もいらないというのは、責任感が薄れて勝手な対応をしてしまうおそれがあり、おすすめできません。

金銭に限る必要はありませんが、何らかの報酬は要求されるようお願いします。

以上のようなポイントを踏まえつつ、ご自身の希望保育料や報酬をお考えください。

よろしければコモリネットのベビーシッター検索で、他のシッターさんがどのように登録されているかを参考にされることもおすすめします。

当社の「家庭保育」への想い

訪問保育と家庭保育は、一見すると子守りを行う場所が違うだけのように思われます。

でもその性質はだいぶ異なり、果たす役割も変わります。

コモリネットおよび姉妹サイトのベビーシッターCRADLE(クレイドル)では、登録ベビーシッターの多くは訪問保育をメインとされており、家庭保育は少数派です。

でも、当社は初めてのベビーシッターマッチングサービス、コアラクラブをスタートした当初より、家庭保育を重視しており、発展を願っています。

当社がベビーシッターのマッチングサービスを始めたきっかけが、家庭保育を思いついたからです。

当社は都会で待機児童が増え、子育てがしづらくなった根本的な理由は、核家族化が進み、実家のお祖母ちゃんに子供を預けられなくなったことにあると考えました。

それを解決する方法として、じゃあ実のおばあちゃんの代わりに近くのお祖母ちゃんに預かってもらおう。実のおばあちゃんには、おばあちゃんの近くにすむ子供を預かってもらおう。

そうやっておばあちゃんと孫の一時的なトレードができれば、様々な社会問題が解決するのではないかと考えました。

それでコアラクラブというベビーシッターのマッチングサービスをリリースしました。

でもふたを開けてみると、実際には訪問保育が主流となり、それはそれで必要とされているのであればと、力を尽くして運営しております。

実際、家庭保育の場合はシッター宅へお子様を連れてきてもらわないといけませんので、お客様とベビーシッターの住所が近くなくてはいけません。

そのため、家庭保育の受け入れ家庭がかなり増えないと、需要に応えることはできないと思います。

しかしながら家庭保育であれば受け入れ側の生活パターンをそれほど変える必要がなく、家の中だけの安全策を考えればいいためそれほど体力も必要とされず、子どもにとっても、それこそおばあちゃんの家のように自分の家以外にくつろげるもう一つの家ができるなど、いろいろなメリットがあります。

理想としては、経済的に余裕がない家庭の子供も預かってもらえるような流れができればいいな、と考えています。

例えば金銭的な報酬の代わりに、親御さんが時間があるときに掃除や家事などの奉仕で応えたり。農家をされているのであれば、収穫した作物を報酬としたり。

そのような感じであれば、単なる経済活動、保育サービスではなく、新たな人間関係作りができ、独居老人など様々な社会問題を解決するきっかけになるのではないかと思っています。

今はマイナーな家庭保育ですが、当社は今後も家庭保育の普及のため、努力していきます。

なお、家庭保育の提供は年配の方に限ったことではありません。

シッターさんが若ければ若さを活かした家庭保育の提供ができるはずです。

・個人のベビーシッターって危険じゃないの?

ベビーシッター派遣サービスではなく、個人のベビーシッターに子守りを依頼することに不安を抱かれているお客様もいらっしゃると思います。

でもマッチングサービスに登録されているベビーシッターの中には、同時に派遣型ベビーシッターサービスにもスタッフとして登録し、活動されている方もいます。

派遣型のベビーシッターサービスへの依頼と個人シッターとの直接契約では、最終的にかかる費用がまるで違いますので、直接契約できるのであればそんなラッキーなことはありません。

また、国家資格である保育士資格や幼稚園教諭免許などをお持ちで、かつて保育園や幼稚園に勤め、たくさんの子どもの世話をされていたプロもたくさんいらっしゃいます。

個人のベビーシッターとは、派遣型のベビーシッターサービスのスタッフとして活動していないだけで、決して危険だということはありません。

ただ、残念ながらごくまれに、信頼できない方もいらっしゃいます。

相性もあります。

私たちの身の回りにも、様々な方がいらっしゃるのと同じことです。

そのため、個人のベビーシッターは決して危険というわけではありませんが、安全性を高めるための工夫はするに越したことはありません。

例えば・・・

・必ず事前に面接をすること。また面接前に約束をしすぎないこと。

コモリネットでは保育の前に必ず面接をしていただき、必ず直接ご自身の目で、相手の人となりを確認していただきます。

文字だけのやり取りでは普通だと思った方が、会ってみるとなんとなく違う気がした、という経験はないでしょうか。

ベビーシッター選びも同じです。ご自身の五感を駆使して相手を見極めてください。

そのためには、面接前のメッセージのやり取りの時点で、あまり話を進めすぎないことが重要です。面接前に話を進めすぎると、実際に会って嫌な印象を受けても断りづらくなってしまいます。

コモリネットでは、事前のやり取りで最低限の条件の確認をしたら、早めに面接へ移られることをおすすめしています。

・緊急時連絡先を登録されている方を選ぶこと。

コモリネットではベビーシッター、お客様共に緊急時連絡先を登録することができます。

それは相手の方と直接連絡が取れない時に、代わりに連絡をとれる人や組織を用意してもらう、ということです。

これは緊急時の連絡先としてだけではなく、ベビーシッターにとっては人の目を気にすることで、より緊張感を保って仕事をしてもらう効果が期待できます。

できるだけたくさんの人を巻き込むことが、安全性を高めることにつながると考えています。

・身分証明書の確認を受けている方を選ぶこと。

コモリネットでは身分証明書をアップロードし、スタッフに確認してもらい、認証マークを表示することが可能です。

やはり自分の正体を堂々と表明されている方の方が信頼できますので、重要な判断材料となります。

・ルールを守る方かどうか、見極めること。

コモリネットでは、メッセージを送る際に個人情報や連絡先等を記入しないように、などのルールがあります。

それらを破る方もいらっしゃいますが、そのような方とは後々、何らかのトラブルが起きる可能性が高いと思われます。

相手がちゃんとルールを守る、きっちりした方かどうか、よく見極められることをおすすめします。

・自治体への届け出が済んでいる方を選ぶこと。

平成28年4月より、個人でベビーシッターをする方は自治体への届け出が義務化されました。

実際には保育を開始するまでに届け出をすればいいわけですが、すでに届け出を済ませているかどうかが本気度を表していると思います。

できるだけ届け出を済ませている方を選ばれることをおすすめします。

・メッセージへの返信の早さが適切かどうか見極めること。

コモリネットで何らかの回答を求めるメッセージを送った際、相手からどのぐらいの早さで回答があるかも判断材料の一つになると思います。

質問をしても返信までに数日かかるようでしたら、後々ストレスを感じると思います。

いかがでしょうか。

上記のようなポイントを意識しつつ、できるだけたくさんの方と会って選んでみてください。

一生モノの出会いが待っているかもしれません。

森川