ベビーシッターマッチングサービスの歴史

2002年、弊社は東京都目黒区において、「子守熊倶楽部(コアラクラブ)」というベビーシッターマッチングサービスをリリースいたしました。

おそらく日本で初めてのベビーシッターマッチングサービスです。

それまで日本でベビーシッターサービスというと、自社スタッフを派遣するタイプのサービスしかなく、個人でベビーシッターを行うという概念自体、あまりなかったのではないかと思います。

ましてや個人のベビーシッターと保護者とを結びつけるサービスというものは、とても見当たりませんでした。

2002年当時、すでに待機児童問題が叫ばれていましたが、弊社はその原因が保育施設の受け入れ人数の不足というより、そもそも核家族化の進行により実のお祖母ちゃんに面倒を見てもらえなくなったことが大きいのではないかと考えました。

親としては、本当は実のお祖母ちゃんに面倒をみてもらいたい。でも実家は遠く、簡単には預けられない。実家のお祖父ちゃん、お祖母ちゃんも、もっと孫の面倒をみたい。でもたまにしか遊びに来ない。

そんなジレンマを抱えていたのではないかと思います。

そこで弊社は、だったら遠くの実のお祖母ちゃんよりも近くのお祖母ちゃんにあずかってもらえばいいのでは?と考えました。

弊社でいう、「家庭保育」という形態です。

これは将来、きっと世の中のためになるに違いないと確信し、関係各所に問い合わせ、法律的に問題ないことを確認し、サービスをリリースしました。

実際には「家庭保育」よりも、保護者のご指定の場所へ出向いて行う「訪問保育」のご利用の割合が圧倒的に多くなるのですが、今も「家庭保育」の普及を目指しています。

コアラクラブのシステムでは、サービスを通じ、お客様と保育者の間に直接保育契約を締結してもらいます。

弊社の利益としましては、保育料の一部を手数料としていただいておりました。

保育料はお客様から弊社が一旦お預かりをし、手数料を差し引いて保育者へ振り込むというやり方でした。

しばらくはこのスタイルで運営しておりましたが、後で見直した際、これでは通常の派遣型のベビーシッターサービスとあまり変わらないのではないか、と思うようになりました。

もちろん、保護者と保育者の直接契約を前提としている分、保育料に対して頂く手数料は派遣型のサービスよりはるかに少額でしたが、使い勝手の面で派遣型ベビーシッターサービスと変わらないのであれば、あまり意味がないのではないか、と。

弊社が目指したのは、保育サービスというより、新たな人間関係の構築のお手伝いだったはずなのです。

そこで思い切って、最初の紹介手数料以外は一切の料金をいただかず、契約成立後は完全に自由にやり取りをしていただくのはどうかと思い、コアラクラブをすぐに休止し、新たにベビーシッターCRADLE(クレイドル)をリリースしました。

クレイドルも2002年にリリースし、今も運営を続けております。

その結果、ベビーシッターの登録者数もかなり増え、派遣型のベビーシッターではない、保育の直接契約というものが拡がり始めました。

それから徐々に、弊社以外もベビーシッターのマッチングサイトを立ち上げられ、今ではベビーシッターマッチングという言葉が定着してきた、という流れになります。

弊社では時代の流れに合わせ、2015年の11月にクレイドルの姉妹サービスであるcomorinet(コモリネット)をリリースしました。

クレイドルとコモリネットはそれぞれ特徴が異なるため、しばらくは並行して運営していく予定です。

今後、ベビーシッターのマッチングサービスはもっと身近になっていくと思います。

今はまだ訪問保育でのご利用が中心ですが、いずれもっと多くの方に家庭保育の受け皿となってもらい、地域全体で子育てをするような社会になったらいいと考えています。

comorinet TOPへ

Facebook にシェア
このエントリーを Google ブックマーク に追加
[`yahoo` not found]
[`fc2` not found]

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です