ベビーシッター(子守り)は、法律上はどなたでも始めることが可能です。
命を扱うお仕事ですので「気軽に」とは言えませんが、公的な資格はありませんし、何か特別な条件があるわけではありません。
ただし、2016年4月から、都道府県知事等への届け出が義務化されました。
実際に保育をスタートするまでに届け出をすればいいことになりますが、コモリネットでは遅くともお客様との面接までには届け出を済ませておかれるよう、お願いしています。
ベビーシッターを開始するには、以下のような順序でご検討・準備をしてください。
・ご自身が子守りに向いているか、適性を判断すること。
ベビーシッターに公的な資格はありませんが、性格的な向き・不向きはあると思います。
また保育の内容によってはある程度の体力も必要ですので、ご自身が向いているかどうか、冷静にご判断ください。
・仕事として取り組む覚悟をすること。
お金をもらって保育をする以上、ボランティアではなく仕事としてとらえていただく必要があります。
その覚悟をお願いします。
・主に訪問保育をしたいのか、家庭保育をしたいのか検討していただく。
同じベビーシッターといっても、お客様のご指定の場所へ出向いて保育する訪問保育と、シッターが用意した場所で預かる家庭保育ではだいぶ異なります。
訪問保育の場合は保育園への送迎など、外で保育を行うことが多いので、ある程度の体力も必要とされます。
家庭保育の場合、少人数であっても「施設保育」に分類されますので、環境を整えておくことも必要です。
どちらが向いているのか、よくお考えください。
・保険について調べておくこと。
実際に保育をする際には保険に加入しておくに越したことはありません。加入自体は預かるお子様が見つかってからで結構ですが、あらかじめどのような保険があるか、調べておかれることをお勧めします。
・お住いの自治体への問い合わせおよび届け出
ベビーシッターをする場合、都道府県知事等への届け出が必要です。届け出窓口はお住いの自治体か、都道府県庁の保育関係の部署へお問合せください。
なお、家庭保育(シッター宅でのお預かり保育)の場合、「5人以下の認可外保育施設」という施設区分となります。「認可外保育施設の開設届をしたい。」とご相談ください。
・緊急時連絡先の確保
ベビーシッターとして登録する際、緊急時連絡先も登録しておくことができます。これは信頼性をあげる効果が高いので、ご家族や職場など、あらかじめ緊急時連絡先を確保しておかれることをお勧めします。
・他の登録事例を確認
コモリネットにおいて、シッター検索をしていただき、他のシッターさんがどのような内容で登録をされているのか、一度ご確認ください。
・コモリネットへの登録
準備がすみましたら、コモリネットへベビーシッターとしてご登録ください。
・各種画像登録
身分証明書や資格証明書、自治体届出証明書などがありましたら、マイページよりアップロードしてください。
スタッフが確認し、それぞれ認証マークを表示します。
以上、少々手間かもしれませんが、コモリネットでは一人でも多くの方のご登録をお待ちしております。
何とぞよろしくお願いいたします。