自治体への届け出について

平成28年4月より、個人で保育を行うベビーシッターは都道府県知事等への届け出が義務化されました。

また同様に、これまで届け出の対象外だった1日に保育する乳幼児の数が5人以下の認可外保育施設も届け出が必須となりました。

児童福祉法、第六二条の四によると、届出をしないまま、もしくは虚偽の届出をした状態で保育を実施すると50万円以下の過料に処するとされています。

つきましては、すでにベビーシッターとして活動をされており、まだ届け出をされていない方は今すぐにでも届け出を済ませてください。

また、まだ保育は実施していないが、これからベビーシッターとして活動をしたいと思われている方もできるだけ早く、遅くともお客様との面接をされる時には届け出証明書を持参できるよう、早めに届け出を済ませるようにお願いします。(※自治体によっては届け出証明書の発行までに数週間かかるところもあるようです。)

なお、「都道府県知事等」への届け出とありますが、具体的にはお住いの市区町村役所にて手続きをすることになるはずです。

届け出をする場合はあらかじめお住いの自治体へ電話をし、担当部署をおたずねされることをお勧めします。

問い合わせの際は「認可外の居宅訪問型保育事業(いわゆるベビーシッター業)の届け出をしたいので、担当部署を教えてください。」と言われるといいと思います。

持参するものはその担当部署におたずねされると確実ですが、一般的には以下のものを用意されるといいかと思います。

・身分証明書
・印鑑
・主に利用するマッチングサービス名とURLを書いたメモ(コモリネット、https://www.comorinet.com/)
・マッチングサイトに登録している場合、ご自身の情報が表示されているページを印刷したもの(コモリネットの場合、ベビーシッター検索をしてご自身の情報を表示し、それを印刷したもの)
・保育士、幼稚園教諭等の資格をお持ちの場合、証書のコピー(なければ不要)
・保育に関係する研修を受講済みの場合、受講証明書のコピー(なければ不要)
・損害賠償責任保険に加入している場合は保険証書のコピー(なければ不要)
・パンフレット等がある場合はパンフレット等(なければ不要)

届け出はもちろん、まだお客様が見つかっていない状態で結構です。ベビーシッターをしたいと思う気持ちが少しでもあるのでしたら、ぜひ積極的に役所へ行き、届け出を済ませておいてください。

届け出をすると、自治体主催の研修などの情報を受け取ることもできるはずです。

自治体主催の研修の受講は厚生労働省より強く推奨されていることであり、またほとんどの場合無料だと思いますので、可能な限り受講をお願いします。

いずれにせよ自治体への届け出は無料であり、届け出をしないまま保育を実施すると50万円以下の過料が科せられることがあるわけですので、ぜひ、お早めに届け出を済ませてください。

届け出が完了しましたら、マイページにて自治体届け出済証明書画像を「自治体登録保育者」欄へアップロードしてください。
スタッフが目視で確認し、自治体届出済マークを表示させます。

保育料、どうやって決めたらいい?

ベビーシッターの直接契約の場合、保育料は面接時にお客様と話し合って決めていただくことになります。

でもある程度、目安となる金額を提示した方が話し合いやすくなります。

ではどうやって目安金額を決めればいいでしょうか。

個人のベビーシッターの場合、保育料の相場は1時間1000円程度が一般的です。

でも、もちろん条件によって異なるのは当然で、需要と供給のバランスで決まります。

以下のようなポイントで検討してみてください。

・ベビーシッターをする目的

ベビーシッターを名乗ってお子様の保育を行う以上、すべての方はプロとして責任をもって仕事をしていただく必要があります。

ただ、その仕事をする目的は人それぞれあってもいいと思います。

例えば・・・

生活費を稼ぎ生計を立てるため。

生活の基盤はあるが、金銭的な余裕を得るため。

保育の経験をつみたいから。

子どもが好きなので、常に子どもと触れ合っていたいから。

社会貢献として地域の子育てに参加したいから。

社会の一員として関わり続けたいから。

…などなど。

生活費を稼ぐためでしたら、高めの保育料を頂かないと生計は立てられないと思います。

一方、金銭というよりご自身の喜びや社会貢献のためでしたら、安めに設定された方が目的に合うかもしれません。

・訪問保育と家庭保育、どちらをメインとするか。

訪問保育とはお客様指定の場所での保育です。お客様のご自宅だったり、保育園等への送迎などを依頼されることも多くなります。

家庭保育とはベビーシッターが用意した場所でお子様の面倒を見る保育です。

訪問保育の場合、場合、保育時間中はそのお客様のお子様に完全にかかりきりになり、時間を拘束されます。

家庭保育の場合はご自身の日常への影響は比較的少なく、また同時に複数のご家庭のお子様を預かることもできます。

これらの特性を考えると、保育料は【 訪問保育 ≧ 家庭保育 】とされるのが妥当かと思います。

・資格の有無

当然ですが保育士資格や幼稚園教諭免許、看護師などの資格をお持ちですと、お客様にとっての安心材料になり、付加価値があります。

付加価値があるということは、若干高めの金額を希望されてもいいと思います。

・経験の有無

お客様にとって、ベビーシッターの保育経験が多いことは安心材料になります。まだ保育経験が少ない場合、低めの金額にすることでご依頼を受けやすくなり、経験を積むことにつながります。

・特技の有無

外国語が話せたり、音楽を教えられたり、離乳食を作るのが得意など、特技があれば付加価値があります。オプション料金として提示することも可能です。

・割増料金

基本保育料のほかに、条件によって割増料金を提示される方もいます。

例えば夜間・早朝料金○○円増し、兄弟1人追加ごとに○○%増、休日○○%増、1回3時間以内の場合、1時間当たり○○円増しなど。

・キャンセル料

予約に対するキャンセル料を設定することも可能です。

・交通費

交通費は実費をお客様から支給してもらうことをおすすめしますが、その限りではありません。

・金銭以外の方法での報酬

お客様から頂く報酬は、必ずしも金銭でないといけない、ということではありません。

特に生計を立てるというより、ご自身の喜びや社会貢献に重きを置かれている場合は、金銭以外の報酬を考えてみるのも面白いかもしれません。

ただし何の報酬もいらないというのは、責任感が薄れて勝手な対応をしてしまうおそれがあり、おすすめできません。

金銭に限る必要はありませんが、何らかの報酬は要求されるようお願いします。

以上のようなポイントを踏まえつつ、ご自身の希望保育料や報酬をお考えください。

よろしければコモリネットのベビーシッター検索で、他のシッターさんがどのように登録されているかを参考にされることもおすすめします。

当社の「家庭保育」への想い

訪問保育と家庭保育は、一見すると子守りを行う場所が違うだけのように思われます。

でもその性質はだいぶ異なり、果たす役割も変わります。

コモリネットおよび姉妹サイトのベビーシッターCRADLE(クレイドル)では、登録ベビーシッターの多くは訪問保育をメインとされており、家庭保育は少数派です。

でも、当社は初めてのベビーシッターマッチングサービス、コアラクラブをスタートした当初より、家庭保育を重視しており、発展を願っています。

当社がベビーシッターのマッチングサービスを始めたきっかけが、家庭保育を思いついたからです。

当社は都会で待機児童が増え、子育てがしづらくなった根本的な理由は、核家族化が進み、実家のお祖母ちゃんに子供を預けられなくなったことにあると考えました。

それを解決する方法として、じゃあ実のおばあちゃんの代わりに近くのお祖母ちゃんに預かってもらおう。実のおばあちゃんには、おばあちゃんの近くにすむ子供を預かってもらおう。

そうやっておばあちゃんと孫の一時的なトレードができれば、様々な社会問題が解決するのではないかと考えました。

それでコアラクラブというベビーシッターのマッチングサービスをリリースしました。

でもふたを開けてみると、実際には訪問保育が主流となり、それはそれで必要とされているのであればと、力を尽くして運営しております。

実際、家庭保育の場合はシッター宅へお子様を連れてきてもらわないといけませんので、お客様とベビーシッターの住所が近くなくてはいけません。

そのため、家庭保育の受け入れ家庭がかなり増えないと、需要に応えることはできないと思います。

しかしながら家庭保育であれば受け入れ側の生活パターンをそれほど変える必要がなく、家の中だけの安全策を考えればいいためそれほど体力も必要とされず、子どもにとっても、それこそおばあちゃんの家のように自分の家以外にくつろげるもう一つの家ができるなど、いろいろなメリットがあります。

理想としては、経済的に余裕がない家庭の子供も預かってもらえるような流れができればいいな、と考えています。

例えば金銭的な報酬の代わりに、親御さんが時間があるときに掃除や家事などの奉仕で応えたり。農家をされているのであれば、収穫した作物を報酬としたり。

そのような感じであれば、単なる経済活動、保育サービスではなく、新たな人間関係作りができ、独居老人など様々な社会問題を解決するきっかけになるのではないかと思っています。

今はマイナーな家庭保育ですが、当社は今後も家庭保育の普及のため、努力していきます。

なお、家庭保育の提供は年配の方に限ったことではありません。

シッターさんが若ければ若さを活かした家庭保育の提供ができるはずです。

・個人のベビーシッターって危険じゃないの?

ベビーシッター派遣サービスではなく、個人のベビーシッターに子守りを依頼することに不安を抱かれているお客様もいらっしゃると思います。

でもマッチングサービスに登録されているベビーシッターの中には、同時に派遣型ベビーシッターサービスにもスタッフとして登録し、活動されている方もいます。

派遣型のベビーシッターサービスへの依頼と個人シッターとの直接契約では、最終的にかかる費用がまるで違いますので、直接契約できるのであればそんなラッキーなことはありません。

また、国家資格である保育士資格や幼稚園教諭免許などをお持ちで、かつて保育園や幼稚園に勤め、たくさんの子どもの世話をされていたプロもたくさんいらっしゃいます。

個人のベビーシッターとは、派遣型のベビーシッターサービスのスタッフとして活動していないだけで、決して危険だということはありません。

ただ、残念ながらごくまれに、信頼できない方もいらっしゃいます。

相性もあります。

私たちの身の回りにも、様々な方がいらっしゃるのと同じことです。

そのため、個人のベビーシッターは決して危険というわけではありませんが、安全性を高めるための工夫はするに越したことはありません。

例えば・・・

・必ず事前に面接をすること。また面接前に約束をしすぎないこと。

コモリネットでは保育の前に必ず面接をしていただき、必ず直接ご自身の目で、相手の人となりを確認していただきます。

文字だけのやり取りでは普通だと思った方が、会ってみるとなんとなく違う気がした、という経験はないでしょうか。

ベビーシッター選びも同じです。ご自身の五感を駆使して相手を見極めてください。

そのためには、面接前のメッセージのやり取りの時点で、あまり話を進めすぎないことが重要です。面接前に話を進めすぎると、実際に会って嫌な印象を受けても断りづらくなってしまいます。

コモリネットでは、事前のやり取りで最低限の条件の確認をしたら、早めに面接へ移られることをおすすめしています。

・緊急時連絡先を登録されている方を選ぶこと。

コモリネットではベビーシッター、お客様共に緊急時連絡先を登録することができます。

それは相手の方と直接連絡が取れない時に、代わりに連絡をとれる人や組織を用意してもらう、ということです。

これは緊急時の連絡先としてだけではなく、ベビーシッターにとっては人の目を気にすることで、より緊張感を保って仕事をしてもらう効果が期待できます。

できるだけたくさんの人を巻き込むことが、安全性を高めることにつながると考えています。

・身分証明書の確認を受けている方を選ぶこと。

コモリネットでは身分証明書をアップロードし、スタッフに確認してもらい、認証マークを表示することが可能です。

やはり自分の正体を堂々と表明されている方の方が信頼できますので、重要な判断材料となります。

・ルールを守る方かどうか、見極めること。

コモリネットでは、メッセージを送る際に個人情報や連絡先等を記入しないように、などのルールがあります。

それらを破る方もいらっしゃいますが、そのような方とは後々、何らかのトラブルが起きる可能性が高いと思われます。

相手がちゃんとルールを守る、きっちりした方かどうか、よく見極められることをおすすめします。

・自治体への届け出が済んでいる方を選ぶこと。

平成28年4月より、個人でベビーシッターをする方は自治体への届け出が義務化されました。

実際には保育を開始するまでに届け出をすればいいわけですが、すでに届け出を済ませているかどうかが本気度を表していると思います。

できるだけ届け出を済ませている方を選ばれることをおすすめします。

・メッセージへの返信の早さが適切かどうか見極めること。

コモリネットで何らかの回答を求めるメッセージを送った際、相手からどのぐらいの早さで回答があるかも判断材料の一つになると思います。

質問をしても返信までに数日かかるようでしたら、後々ストレスを感じると思います。

いかがでしょうか。

上記のようなポイントを意識しつつ、できるだけたくさんの方と会って選んでみてください。

一生モノの出会いが待っているかもしれません。

森川

ベビーシッターを始めるには?

ベビーシッター(子守り)は、法律上はどなたでも始めることが可能です。

命を扱うお仕事ですので「気軽に」とは言えませんが、公的な資格はありませんし、何か特別な条件があるわけではありません。

ただし、2016年4月から、都道府県知事等への届け出が義務化されました。

実際に保育をスタートするまでに届け出をすればいいことになりますが、コモリネットでは遅くともお客様との面接までには届け出を済ませておかれるよう、お願いしています。

ベビーシッターを開始するには、以下のような順序でご検討・準備をしてください。

・ご自身が子守りに向いているか、適性を判断すること。

ベビーシッターに公的な資格はありませんが、性格的な向き・不向きはあると思います。
また保育の内容によってはある程度の体力も必要ですので、ご自身が向いているかどうか、冷静にご判断ください。

・仕事として取り組む覚悟をすること。

お金をもらって保育をする以上、ボランティアではなく仕事としてとらえていただく必要があります。
その覚悟をお願いします。

・主に訪問保育をしたいのか、家庭保育をしたいのか検討していただく。

同じベビーシッターといっても、お客様のご指定の場所へ出向いて保育する訪問保育と、シッターが用意した場所で預かる家庭保育ではだいぶ異なります。

訪問保育の場合は保育園への送迎など、外で保育を行うことが多いので、ある程度の体力も必要とされます。

家庭保育の場合、少人数であっても「施設保育」に分類されますので、環境を整えておくことも必要です。

どちらが向いているのか、よくお考えください。

・保険について調べておくこと。

実際に保育をする際には保険に加入しておくに越したことはありません。加入自体は預かるお子様が見つかってからで結構ですが、あらかじめどのような保険があるか、調べておかれることをお勧めします。

・お住いの自治体への問い合わせおよび届け出

ベビーシッターをする場合、都道府県知事等への届け出が必要です。届け出窓口はお住いの自治体か、都道府県庁の保育関係の部署へお問合せください。
なお、家庭保育(シッター宅でのお預かり保育)の場合、「5人以下の認可外保育施設」という施設区分となります。「認可外保育施設の開設届をしたい。」とご相談ください。

・緊急時連絡先の確保

ベビーシッターとして登録する際、緊急時連絡先も登録しておくことができます。これは信頼性をあげる効果が高いので、ご家族や職場など、あらかじめ緊急時連絡先を確保しておかれることをお勧めします。

・他の登録事例を確認

コモリネットにおいて、シッター検索をしていただき、他のシッターさんがどのような内容で登録をされているのか、一度ご確認ください。

・コモリネットへの登録

準備がすみましたら、コモリネットへベビーシッターとしてご登録ください。

・各種画像登録

身分証明書や資格証明書、自治体届出証明書などがありましたら、マイページよりアップロードしてください。
スタッフが確認し、それぞれ認証マークを表示します。

以上、少々手間かもしれませんが、コモリネットでは一人でも多くの方のご登録をお待ちしております。

何とぞよろしくお願いいたします。

ベビーシッターマッチングサービスの歴史

2002年、弊社は東京都目黒区において、「子守熊倶楽部(コアラクラブ)」というベビーシッターマッチングサービスをリリースいたしました。

おそらく日本で初めてのベビーシッターマッチングサービスです。

それまで日本でベビーシッターサービスというと、自社スタッフを派遣するタイプのサービスしかなく、個人でベビーシッターを行うという概念自体、あまりなかったのではないかと思います。

ましてや個人のベビーシッターと保護者とを結びつけるサービスというものは、とても見当たりませんでした。

2002年当時、すでに待機児童問題が叫ばれていましたが、弊社はその原因が保育施設の受け入れ人数の不足というより、そもそも核家族化の進行により実のお祖母ちゃんに面倒を見てもらえなくなったことが大きいのではないかと考えました。

親としては、本当は実のお祖母ちゃんに面倒をみてもらいたい。でも実家は遠く、簡単には預けられない。実家のお祖父ちゃん、お祖母ちゃんも、もっと孫の面倒をみたい。でもたまにしか遊びに来ない。

そんなジレンマを抱えていたのではないかと思います。

そこで弊社は、だったら遠くの実のお祖母ちゃんよりも近くのお祖母ちゃんにあずかってもらえばいいのでは?と考えました。

弊社でいう、「家庭保育」という形態です。

これは将来、きっと世の中のためになるに違いないと確信し、関係各所に問い合わせ、法律的に問題ないことを確認し、サービスをリリースしました。

実際には「家庭保育」よりも、保護者のご指定の場所へ出向いて行う「訪問保育」のご利用の割合が圧倒的に多くなるのですが、今も「家庭保育」の普及を目指しています。

コアラクラブのシステムでは、サービスを通じ、お客様と保育者の間に直接保育契約を締結してもらいます。

弊社の利益としましては、保育料の一部を手数料としていただいておりました。

保育料はお客様から弊社が一旦お預かりをし、手数料を差し引いて保育者へ振り込むというやり方でした。

しばらくはこのスタイルで運営しておりましたが、後で見直した際、これでは通常の派遣型のベビーシッターサービスとあまり変わらないのではないか、と思うようになりました。

もちろん、保護者と保育者の直接契約を前提としている分、保育料に対して頂く手数料は派遣型のサービスよりはるかに少額でしたが、使い勝手の面で派遣型ベビーシッターサービスと変わらないのであれば、あまり意味がないのではないか、と。

弊社が目指したのは、保育サービスというより、新たな人間関係の構築のお手伝いだったはずなのです。

そこで思い切って、最初の紹介手数料以外は一切の料金をいただかず、契約成立後は完全に自由にやり取りをしていただくのはどうかと思い、コアラクラブをすぐに休止し、新たにベビーシッターCRADLE(クレイドル)をリリースしました。

クレイドルも2002年にリリースし、今も運営を続けております。

その結果、ベビーシッターの登録者数もかなり増え、派遣型のベビーシッターではない、保育の直接契約というものが拡がり始めました。

それから徐々に、弊社以外もベビーシッターのマッチングサイトを立ち上げられ、今ではベビーシッターマッチングという言葉が定着してきた、という流れになります。

弊社では時代の流れに合わせ、2015年の11月にクレイドルの姉妹サービスであるcomorinet(コモリネット)をリリースしました。

クレイドルとコモリネットはそれぞれ特徴が異なるため、しばらくは並行して運営していく予定です。

今後、ベビーシッターのマッチングサービスはもっと身近になっていくと思います。

今はまだ訪問保育でのご利用が中心ですが、いずれもっと多くの方に家庭保育の受け皿となってもらい、地域全体で子育てをするような社会になったらいいと考えています。

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直接保育契約とは?

従来型のベビーシッターサービスといえば、ベビーシッター派遣会社が自社のスタッフを派遣するというスタイルがほとんどでした。

この場合、保育を依頼する保護者はベビーシッター個人ではなく、ベビーシッターの派遣会社と保育の請負契約を結ぶことになります。

それに対し直接保育契約とは、保育を依頼する保護者とフリーランス(個人)のベビーシッターが直接締結する保育の請負契約をさします。

保護者とフリーランス(個人)のベビーシッター間での直接契約ですので、一般的に、派遣型のベビーシッターに比べ非常に安価で利用できるというメリットがあります。

一方、何かトラブルがあった際は原則として当事者同士で解決する必要があり、自己責任が求められます。

保育の直接契約をサポートするのがベビーシッターマッチングサービスですが、そのシステムには大きく分けて2種類あります。

ひとつは一見、派遣型のベビーシッターサービスのように見えるが、保育契約の主体のみ、保護者と会社ではなく、保護者と個人ベビーシッター間の直接契約とされているタイプ。

もう一つは保育契約締結後は完全に保護者と個人ベビーシッターとの直接取引を目的としたタイプです。

どちらも責任の所在は当事者同士にあり、自己責任を前提としていますが、前者はたとえ低率であっても保育料に対し一定のマージンを取られ続けること、またマッチングサービスが定めたルールに従い続ける必要があります。

また自己責任を前提としているので当事者間での事前面接は非常に重要ですが、会社とベビーシッター間では面接をしているものの、保育前の当事者間での面接は必ずしも設定されていないケースもあり、注意が必要です。

comorinet(コモリネット)は後者のタイプで、保育契約締結後は完全に保護者と個人ベビーシッターとの直接取引を目的としています。

comorinet(コモリネット)では保育料から余計な経費をとられることなく、お客様にとっては大変リーズナブルな料金で利用でき、ベビーシッターにとっては高めの報酬を得ることができます。

またマッチングサービスのルールに縛られることがありませんので、さまざまな取り決めを両者間で直接相談することができたり、ベビーシッター個人の得意分野を活かした教育を行ったりと、自由な関係を構築しやすいと言えます。

派遣型のベビーシッターサービスでは、いきなりいつもと違うベビーシッターが派遣されることもあるかもしれませんが、直接契約型では常に同じ方にお願いできることもメリットでしょう。

派遣型のベビーシッターサービスは料金が高額になる分、手厚いサービスは受けられると思います。

ですが子供に対しての相性は金額に左右されるものではありません。

お子様と相性のあうベビーシッターを見つけられたら、その人にずっとお願いできるというのも直接保育契約の魅力です。

ところでベビーシッターと混同されがちなサービスに、家政婦やホームヘルパーなどがあります。

いずれも派遣型と直接契約型が考えられますが、直接契約の場合の契約形態は異なります。

ベビーシッターの場合、ベビーシッターは保育の専門職と位置付けられ、締結する保育形態は請負契約、もしくは業務委託契約です。

こちらの場合、契約した保育時間において、適切に保育を行うという目的の範囲内で、どのように保育を行うかはベビーシッターにゆだねられます。

一方、家政婦もしくはホームヘルパーの場合、契約した時間内に、依頼者の要望に合わせ様々な業務を行うことになります。

このような場合、雇用主の指示のもと業務を行う契約である、雇用契約とみなされる可能性があります。

民間による雇用契約のあっせんは有料職業紹介事業者しかできませんので、法的な位置づけが異なります。

comorinet(コモリネット)は保育の請負契約、業務委託契約を目的としたマッチングサービスですので、家政婦、ホームヘルパーとしての依頼を目的としたご利用には対応できかねます。

あらかじめご了承ください。

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ベビーシッターの資格について

現在、日本において公的なベビーシッターの資格はありません。

ただし2016年4月より、個人で保育を行うものは都道府県知事等への届け出が義務化されました。

自治体への届け出について

今からフリーランス(個人)のベビーシッターとして活動されたい方は、自治体へ届け出さえすれば始めることができます。

ただし、とても大切な人の命を預かる仕事ですから、高い責任感が求められることは当然です。

なお、ベビーシッターとしての公的な資格はありませんが、ベビーシッターに近い業務に対する公的な資格は存在します。

例えば保育士資格、幼稚園教諭免許(各種)、小学校教諭免許、看護師資格、医師免許など。

また民間の資格もいろいろと存在します。

例えば公益社団法人全国保育サービス協会認定ベビーシッター、各種ベビーシッター講座卒業、チャイルドマインダー資格など。

comorinet(コモリネット)ではベビーシッターがお持ちの資格を登録することができますので、お客様はそれらの資格を参考にシッターを選ぶこともお勧めします。

ベビーシッターをされる方はできる限り、様々な勉強をしてスキルを高めたり、資格を取得することを目指していただくことをお勧めします。

2016年4月より、各自治体は個人の保育者向けに研修を行うことになりましたので、こちらの研修もできるだけ受講するようお願いします。

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フリーランス(個人)のベビーシッターって?

フリーランス(個人)のベビーシッターとは、ベビーシッター派遣会社等のスタッフとして保育業務を行うのではなく、自ら個人事業主として保育業務を行うベビーシッターのことです。

各ベビーシッターはそれぞれ得意分野をお持ちのことが多く、外国語対応ができたり、音楽を教えることができたり、運動中心の遊びを提案できたり、右脳教育ができたりと、派遣型のベビーシッターサービスでは提供できないベビーシッターの特技を活かした自由な保育をしてくれる方もいます。

このようにリーズナブル、かつ自由度が高い保育を実現できるのがフリーランスのベビーシッターの特徴だと言えます。

ただしお客様とフリーランス(個人)のベビーシッターとの出会いのチャンスは一般的にそれほど多くなかったため、以前はフリーランス(個人)のベビーシッターとして活動する方はほとんどみかけませんでした。

そこで弊社は2002年にフリーランス(個人)のベビーシッターという概念を世の中に提案し、お客様との出会いの場を作らせていただきました。

それが当サービス、comorinet(コモリネット)を含むベビーシッターのマッチングサービスです。

ベビーシッターのマッチングサービスの登場以降、自らフリーランス(個人)のベビーシッターとして名乗りをあげてくれる方が増え、新たなジャンルとして成長してきつつあります。

ただしフリーランス(個人)のベビーシッターを利用する際、もちろん注意すべき点もあります。

日本においてベビーシッターに公的な資格はありません。自治体へ届け出さえすれば誰でもベビーシッターとして活動することができます。

それだけに、様々なレベル、様々な性格のベビーシッターが存在することになります。それがメリットでもあり、リスクでもあります。

安全にご利用いただくために、どこでどうやって相手と出会うかということは重要なポイントです。

また相手と出会った後も契約書や覚書をきちんと交わしたり、お互いに緊急時の連絡先を交換しあっておき、常に第三者の目を意識しあうことなど、自主的な安全対策が必要です。

comorinet(コモリネット)では様々な方法で、安全性の高い保育を目指す工夫をこらしております。

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